2013-10-10

芥川家の宗旨は日蓮_02

以下、芥川文著『追想芥川龍之介』より抜粋

 芥川家の宗旨は日蓮宗でした。私の実家も日蓮宗なので、宗教のことでは、抵抗もなにもありませんでした。

 毎年、お会式の日は一家をあげて料理を作ります。

 親戚のものも呼ばれてくるし、近所のごく親しい所へもお重に入れて料理のお配りもしました。

 仏教ですから、料理はほとんどが精進料理でしたから、多数がかかります。

献立

白和え(こんにゃく、人参、ごま)

のっぺい汁 (野菜、湯葉、すだれ麩)

揚げもの(野菜類)

栗の含煮

茶飯

 私は揚げものを専門に揚げる役目でしたが、油中毒になりそうな、それは相当な量でした。主人もこのお会式の精進料理は、口なれているのか、よく食べてくれました。

日蓮宗にはついては、もう一つ、ネタがあるのですが、それはまた次の機会に漫画にします。しかし、何を食べていたのか、というのは気になって読んでしまいすね。好物だの、献立だのというのは、興味深いです。僕は「のっぺい汁」について知りませんでしたので、調べてみました。

のっぺい汁

のっぺい汁は、日本全国に分布する郷土料理の一つ。地方によりいくつかの呼び方がある(例:のっぺい、のっぺい汁、のっぺい鍋、のっぺい煮、のっぺ、のっぺ汁、のっぺ鍋、のっぺ煮など微妙に異なる。)漢字で書くと「能平」あるいは「濃餅」を当てるという。(ウィキペディアより)

概要

料理の際に残る野菜の皮やへたをごま油で炒め、煮て汁にしたもの。地域によって使用する材料やとろみの加減などが大きく異なるが、主にサトイモ、ニンジン、コンニャク、シイタケ、油揚などを出汁で煮て、醤油、食塩などで味を調え、片栗粉などでとろみをつけたものであることは共通する。かまぼこ、ズッキーニ、胡瓜、カリフラワー、タマネギなど練り物や西洋野菜を用いてもよい。セロリ、芽キャベツなどのような独特の香りのある食材の場合は、先に湯がいてから使うとよい。原型は、寺の宿坊で余り野菜の煮込みに葛粉でとろ味をつけた普茶料理・「雲片」を、実だくさんの澄まし汁に工夫したものという。精進料理が原型だが、現在では鶏肉や魚を加えることもある。付け合せには、鰤の照り焼き、蕪の即席漬けがよく合う。祭り、仏事、正月などの催し物がある折に作られることが多い料理である。(ウィキペディアより)

精進料理が郷土料理として定着したようですね。ついでに、茶飯についても調べてみました。

茶飯

茶飯(ちゃめし)は、米の調理法の一種。大きく以下の3つがある。概要[編集]

1.研いだ米に、ほうじ茶を加えて炊き上げたもの。または、白飯が炊き上がったところで、塩と抹茶を混ぜたもの。奈良県の郷土料理として有名。奈良茶飯を参照。

2.研いだ米に、少量の醤油と、出汁などを加えて炊き上げたもの。静岡県西部では「さくらご飯」と呼ばれている。桜飯を参照。

3研いだ米に、緑茶を加えて炊き上げたもの。茶どころである静岡県内でよく食べられている。

(ウィキペディアより)

芥川さんの食べた茶飯は「2」つ目のものでしょうか。ところで、僕は静岡東部出身なのですが、小学校の給食で2の茶飯は割合定番のメニューで、献立には「さくらご飯」とありました。「3」の緑茶で炊きあげた茶飯は食べた事がありません。